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不妊を治す気功学

不妊を治す気功学

12週間で赤ちゃんができる中国式セラピー

著者:あんどうよしみ
発 行:マーブルトロン
発売日:2004年刊

不妊の原因はこころにあった――。

「こころ」がもたらす不妊症、「嫉妬不妊症」(中国医学における正式病名)に焦点をあて、そのメカニズムを解き明かし、解決法を解説。不妊治療でボロボロになった「からだ」と、傷ついた「こころ」を中国式セラピーと気功の体操で、やさしくときほぐしていきます。著者が主宰する「不妊のための気功教室」の全プログラム〈講義+気功ポーズ〉を完全収録。不妊気功教室には予約待ちでなかなか教室に入ることができなかった方、また遠方の方にも本書を通じてこの講議を体験し、ご自身で治せる技を身につけていただけることとなりました。

「感情の乱れが不妊を誘発する」
成徳水先生(中国国家直属医薬衛生部高級職員)
李春英先生(首都医科大学中医薬学院教授

中医の権威者であり、7人しかいないという中国国家が認める名医の2人である成徳水先生、李春英先生からいただいた推薦・解説の言葉を紹介いたします。「あんどうさんの調心療法にも、中国のそうした調心療法と同じように科学性、発展性、実用性があることが言えます。(中略)さまざまなストレスによる精神的な緊張や刺激などが、不妊の重大な原因となっていることがもっと広く知られるべきだと思います。こういった不妊のことを、中国医学では〈嫉妬不妊症〉と呼んでいます。(中略)(あんどうさんの調心療法には)中国医学のもっとも古い伝統的な技術があり、医学理論の体系も有しています。臨床上でも証明されているように治療効果の高い療法であることは間違いありません。」(本書より抜粋)

 

「ストレスと妊娠は関係があります」
田中康弘先生(田中ウィメンズ・クリニック理事長、医学博士)

「妊娠はあきらめて、不妊治療をやめたとたん、妊娠しました」
そう言って来院される方も珍しくありません。
妊娠に関して、メンタルな影響がいかに大きいかを物語るものでしょう。
西洋医学では、からだに備わっている機能を分類し、各臓器に対する治療を行います。そのためややもすると、医師の目がその臓器ばかりに向けられて、ひとりの人間を全体として眺めることがおろそかになりがちです。
私とあんどうよしみ先生が連携した例のように、これからはさらに、西洋医学と東洋医学の垣根を取り払って、本当に患者さんのためになる治療を積極的に取り入れることが重要視されることでしょう。
あんどう先生の気功教室は、あかちゃんに恵まれたママ達の口コミによってますます発展していくでしょう。(本書より抜粋要約)

●本書の内容より
こころがつくる「不妊」とは/あかちゃんができやすいからだをつくる/気はエネルギーそのもの/あなたは本当に「不妊」なのでしょうか?/「不妊」ではなく「未妊」/東洋医学と西洋医学の違い/自分のからだを守れるのは「薬」ではなく「自分」だけ/不妊の心理を卒業しましょう…ほか
〈妊娠報告手記〉
「生き地獄だった不妊治療。自分を信じて通院と薬をやめたら半年で妊娠(34歳で妊娠)」
「顕微授精でもできずにあきらめたところへ、あんどう先生の気功教室へ。…今では二児の母です(32歳で妊娠)」
「十年の不妊治療を休む決心…そして気功教室で自然妊娠(40歳で妊娠)」

本書を読んだ方から、妊娠の喜びのご報告が続々と届いております。
ここで随時紹介してまいります。

 

「不妊を治すということは、〈不妊の心〉を治すこと」
神奈川県川崎市 K.M.さん(30歳)

このたび御蔭様で貴書『不妊を治す気功学』により、妊娠することが出来ました。お礼を兼ねてご報告いたします。 私が『不妊を治す気功学』に出会ったのは、不妊に悩んで1年半くらいたった時です。結婚後1年くらいはまだいいかもと考えていましたが、2年目くらいから「そろそろ欲しいね」と言い出してから、待てど暮らせど妊娠の気配がなく、だんだん不安になっていきました。毎月生理が来るたびに落ち込みました。夫はそんな私を心配し「気を楽に持ったほうがいいらしいよ」と言ってくれましたが、頭ではわかっていてもどうしたら気が楽になるのか分かりませんでした。
不妊治療のテレビ番組や書籍やホームページを見ても、その費用もさることながら、身も心も疲れ果てている患者さんの姿を目の当たりにして何か違うと感じていました。
心と体は互いに影響しあっているということは分かっているつもりでしたが、心のコントロールの仕方が分からなかったのだと思います。


小さい子供が大好きだったのに子連れのお母さんを見ても気持ちがもやもやして、妊婦さんが道を歩いていると憎らしく感じている自分に気づき愕然としました。そんな時、会社の同僚に妊娠を告げられました。毎日お腹の大きくなる同僚と顔を合わせることになる…このままではいけないと焦っていた時に偶然立ち寄った書店で『不妊を治す気功学』に出会ったのです。
それまでも書店で不妊の対処法や治療の説明や奮闘記などたくさんの本を立ち読みしていましたが、
この本はテクニック面ではなく心の問題をとりあげていて、明らかに違うと感じてすぐに購入しました。
電車の中で早速読み始めたのですが、あんどうさんの言葉の一つ一つがとても素直に心に染みていきました。家に帰っても読み続けていると、背中を合わせてパソコンをしていた夫が「なんか体が熱くなっているよ」と言ってきました。たしかに本を読んでいるだけなのに、全身の血がかけめぐって心地よい汗をかいているのに気がつきました。「気」が巡っている…これは効くかもしれないと直感しました。
特に心に染みたのはやはり「赤ちゃんに選ばれる人になろう」という言葉でした。「赤ちゃんが欲しい」、ではなくて「お母さんになりたい」という気持ちは近いようで大きな差があるということ。不妊という自分の心のかんぬきをかけているのは、自分だということ、ネガティブなことを考えてしまった時の気持ちの切り替え方…、知りたいと思っていたことがたくさん載っていました。

そして、どんなことにも意味があるということ。今自分に赤ちゃんが来てくれないこともとても意味があると気づいた時に、気持ちが本当に楽になりました。もしも本当に子供が出来ないというなら、そのことにも意味があるのかもしれない、と考えるようになりました。そうなるとじたばたせずに、ただ赤ちゃんが選んでくれる女性になろうと心がけました。くよくよした時は気功で気持ちを落ち着かせて平常心を取り戻しました。それから1ヶ月後は生理が来ましたが、今までのような落ち込みはなく明らかに自分が変わっているのを感じました。そのうち赤ちゃんがやって来てくれる、そんな確信がありました。

それから更に1ヶ月後、基礎体温はつけていたので生理が遅れているのはすぐ気がつきました。「もしかして…」という気持ちと同時に「やっぱり妊娠…?」という確信もありました。検査薬でどきどきしながら調べたら、みごと陽性反応が出ました。とても嬉しかった反面、明らかに変わった自分に赤ちゃんが来てくれたことがとても自然に感じました。

病院に付き添ってくれた母から、1歳年下の従妹がやはり不妊で悩んでいると教えられました。彼女は結婚後夫の転勤で地方に引っ越し、知らない土地で不妊治療を受けながら機能不全の診断を受け、なかなか成果が出ずにいるとのことでした。不妊の辛さは本当に経験してみないと分からないので、その話を聞いたときはとても胸が痛みました。デリケートな問題だけに周りのなにげない言葉や励ましがよけいに傷つくことも知っていましたので、少し悩みましたが、『不妊を治す気功学』に本当に気持ちを救われた経験を糧に、病院帰りの書店でこの本を購入し、早速郵送しました。 すぐに彼女からお礼のメールが届きました。『不妊を治す気功学』はインターネットで気にはなっていたけれども、あまり気にしすぎるのもと購入を躊躇していたそうです。早速気功をやってみたところ、心がすっきりして気分がいいので続けてみるとのことでした。彼女の前向きなメールを読んで、もしかしたらすぐに妊娠できるかも、と感じていました。

なんとそれから2ヶ月しないうちに懐妊の連絡が来ました。治療をしていても妊娠しなかったのに…やはりこの本は本物だと思いました。
不妊を治すというのは、「不妊の心を治す」ということだと思います。
ただ今妊娠9ヶ月に入りました。胎動も感じられ幸せな毎日です。今では不妊で悩んだ時期が自分には必要であり、現在の糧になっていると思います。
現在不妊で悩んでいる一人でも多くの女性に読んでいただきたいです。心の平安を取り戻せるはずです。
最後になりましたが、貴社の益々のご発展と、あんどう先生のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

(*出版社に届いたファックスを、ご本人の許可を得て、全文掲載させていただきました)

※Amazon.co.jpの「産婦人科学」のカテゴリー別ランキングでも『不妊を治す気功学』が紹介されました。(『朝日新聞』=平成17年2月19日発行より)

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